『喧嘩商売(喧嘩稼業)』の登場人物の中でも一際インパクトの強いキャラ・石橋強(いしばしつよし)。
「お前らコロポックルがやってるのはボクササイズ」というパワーワードは印象に残る人も多いのでは?
今回はそんな石橋の特徴や名セリフから主人公・佐藤十兵衛との激闘までを詳しくまとめました。
※『喧嘩商売』10〜24巻、『喧嘩稼業』1〜3巻のネタバレあり
『喧嘩商売』と『喧嘩稼業』の違いを知りたい方はこちらの記事からどうぞ!
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目次
石橋強の情報・特徴・性格など
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
石橋 強(いしばし つよし)
WBOヘビー級ランキング世界1位のボクサー。
怪物のような見た目とKOはおろかダウンすらしないタフネスから「東洋のフランケンシュタイン」と呼ばれる。
ボクサーとしては超一流だが、強すぎるが故に誰からも試合を避けられるようになり、王位戦の機会がない。
石橋のタフネスの要因となっているのが太い骨を持つ首、そして“一枚あばら” 。
一枚あばらとは極端に太い骨のせいで第1肋骨から第10肋骨までが一枚の甲羅になっている状態である。
そして痛みを快感に変えてしまう異常なマゾ体質によりダメージを感じないことも強靭なタフネスの要因の一つ。
出典:『喧嘩商売』コミック21巻より
石橋のマゾ体質になった原因は小学生時代に遡る。
若い継母に恋慕を抱いた石橋にサディストの父親は継母との性行を命じた。
父という絶対者に支配されることで異常な性癖が磨かれ、マゾヒストモンスターが誕生しました。
性格は超自信家で、非常に好戦的。
佐藤十兵衛vs金田保の試合があった大晦日のイベント会場でデビル塚山・高野照久にそれぞれ喧嘩を仕掛け、共に圧勝。
作中最強と思われる田島彬にも路上で喧嘩を仕掛けている。
出典:『喧嘩商売』コミック15巻より
しかし、この時は田島の弟子・アリとの戦闘中、田島の運転する車に猛スピードで撥ねられ、逃げられてしまった。
痛みが快楽に変わり興奮しすぎて動けなかったという異常&タフネスエピソードです。
名セリフ(コロポックル関連)
ヘビー級ボクサー以外をボクサーと認めない石橋の名セリフを紹介します。
「ボクシングの世界王者ってーのはヘビー級チャンピオンの事…お前らコロポックルがやってるのはボクササイズ」
出典:『喧嘩商売』コミック10巻より
大晦日の格闘技イベントで高野照久に敗れたボクサー・デビル塚山の控室に現れた際に放った名セリフ。
軽量級ボクサーを「コロポックル」と喩え、ボクシングではなくボクササイズと言うセンスはヤバい。
更に続ける石橋のセリフ。
「格闘家は強くなるために体を大きくしようとするものだが
コロポックルどもは弱くなるのに体重を減らして弱いヤツ相手に勝って王者とか言ってるわけだろ
日本にいた時思ってたのよ
「今回は減量がきつかっただけに頑張りたいです」
これって訳すと
「自分は弱いんでより弱いヤツ相手じゃないと勝てないので頑張って痩せました」
って事だろ
体重とか関係なく世界中でボクシングやってる連中を強い順に並べたら
お前は先頭どころか下から数えた方が早いんじゃねーか」出典:『喧嘩商売』コミック10巻より
煽り方がエゲツない!!
この後更にワンパンでKOされたデビル塚山がいたたまれません。
これ以外にも
「捕まった宇宙人みたいなチビガリの戦い」
「中学生がクラスの最弱を決めるためにいじめられっ子2人を無理矢理戦わせるような試合」
等、デビル塚山へのディスりはとどまるところを知りません。
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
世界中の軽量級ボクサーを敵に回す発言ですが、ボクシングが世界最強の格闘技だと信じ、ヘビー級ボクサーである自分こそが最強であるという自信から出たセリフ。
ここまで言い切られると気持ちいいですね。
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十兵衛との激闘
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
田島彬が主催する最強の男を決める「陰陽トーナメント」
出場者に選ばれなかった佐藤十兵衛は出場者の1人をトーナメント前に倒し、出場権を得ようと目論みます。
そのターゲットになったのが石橋でした。
出典:『喧嘩商売』コミック24巻より
十兵衛の画策によってホテルで2人きりという状況を作り、地下格闘技・アンダーグラウンドの賭けの対象となった十兵衛VS石橋戦は激闘となりました。
石橋だけが賭けの対象になって中継されていることを知らずに始まった戦い。
事前に石橋対策を徹底していた十兵衛のペースで進みます。
十兵衛の三角締めが決まり、瞬殺もあるかと思いましたが、戦いが始まった2階から十兵衛ごとダイブするという常識外の技の外し方で逃れる石橋。
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
更に2回目の三角締めも、噴水に飛び込むという機転で逃れます。
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
異常なタフネスに加え、地の利を活かすという機転も聞く石橋は「喧嘩」が強い!!
トーナメントを想定し、怪我をしない戦い方をしていた十兵衛も石橋の評価を改め、石橋に勝つことためにリスクを負う覚悟を決めます。
最強ボクサー相手にジークンドーの構えを取り、殴り合う姿勢を見せる十兵衛に石橋は興奮し、お互いに「ぶっ殺す!!」という思考に辿り着きました。
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
狙い通り石橋の右目を潰し、勝利を手繰り寄せる十兵衛でしたが、痛みを快感に変える石橋は左フックと右ストレートを浴びせ形勢が逆転。
しかし、倒れた十兵衛は得意のブラフにより石橋の注意をそらし、隙を作ります。
そこで十兵衛が繰り出したのは、大晦日のイベントで柔道家・金田保を葬った「煉獄」。
出典:『喧嘩稼業』コミック2巻より
普通ならこれで終わりですが、相手は不死身の石橋。
極限まで痛めつけられたことでトランス状態で復活し、意識外で現状の分析ととるべき行動を導き出します。
出典:『喧嘩稼業』コミック2巻より
この戦いが賭けの対象であることも理解し、回復した石橋と煉獄を放ち体力の限界を迎えた十兵衛。完全に逆転しました。
マウントを取り十兵衛をボコボコにする石橋。
出典:『喧嘩稼業』コミック3巻より
その窮地からマウントを取り返し、即死級の頭突きを石橋の顔面に何度も繰り返す十兵衛。
出典:『喧嘩稼業』コミック3巻より
これで意識を失わないどころか反撃し、何事もなかったかのように立ち上がる石橋。
出典:『喧嘩稼業』コミック3巻より
何をしたらこの男は倒れるんでしょうか?
終わりの見えない戦いの中、石橋のボクシングを封じるためにエレベーター内に連れ込むことに成功した十兵衛。
狭い場所での戦い方を習得していた十兵衛が石橋を追い詰め、ついに必殺に辿り着きます。
最後に選んだ技は富田流の「高山」
出典:『喧嘩稼業』コミック3巻より
相手を担ぎ上げた際に睾丸を潰れるほど握る事で痛みにより受け身を取らせず、頭から落とす必殺の投げ。
「高山」を受けた石橋は起き上がることはなく、激闘に終止符が打たれました。
これにより十兵衛は陰陽トーナメントの出場権を手にしました。
出典:『喧嘩稼業』コミック3巻より
陰陽トーナメントについてはこちらの記事で詳しくまとめています。
まとめ
最強ボクサー・石橋強の情報や名セリフ、十兵衛との戦いについて解説してきました。
あらゆる面でインパクト抜群の石橋は作品と十兵衛の成長に欠かせないキャラですね。
十兵衛戦はここまで形勢が逆転する戦いは過去の格闘漫画であったかという名試合になりました。
死亡説もありますが、石橋の生死は不明です。
が、最強のタフネスを誇る不死身の石橋なので、高確率で生存しているはず!!
再登場は無いと思いますが、『喧嘩商売』『喧嘩稼業』を語る上で重要なキャラクターであることは間違いありません。
以上、「東洋のフランケンシュタイン」石橋強のまとめでした!
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