『喧嘩商売』で開催が決まり、『喧嘩稼業』の話のメインとなっている大会「陰陽(インヤン)トーナメント」
田島彬が「最強の格闘技は何か?」を問いかけ、自分への挑戦者を決めるために主催したトーナメントです。
今回は陰陽トーナメントのルールや出場者、一回戦途中までの結果、決勝・優勝者含む今後の予想をまとめました。
※『喧嘩商売』4〜23巻、『喧嘩稼業』1〜13巻のネタバレあり
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『喧嘩商売』と『喧嘩稼業』の違いを知りたい方はこちらの記事からどうぞ!
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目次
陰陽トーナメントとは?情報やルールを解説
元・進道塾生で総合格闘家の田島彬が主催する大会。
表舞台の格闘技で活躍する有名格闘家を「陽」、アンダーグラウンドや裏社会・戦場での殺し合いや路上を主戦場とする武道家を「陰」とし、「陰陽(インヤン)トーナメント」と名付けられた。
開催の目的は
- 「最強の格闘技は何か?」を決めること
- 田島彬への挑戦者を決めること
の2つですが、田島彬の真の目的は不明です。
作中には外国人の格闘家も多く登場するが、陰陽トーナメント出場者は全て日本人。
ファイトマネーは1試合1億円だが、勝った者が総取りで2億円を得る。
優勝賞金は100億円であり、田島彬に勝てば更に200億円の賞金を得る。
賞金は全て田島彬の私財である。
目潰し・金的ありの基本何でもありだが、以下が定められているルールです。
- 金網に囲まれたリングの中で戦う
- 武器は無し、素手で戦う
- 身に着けている衣服を直接武器として使用することは禁止
- カウントダウンによる合図で試合開始
- リング外のジャッジ二人が勝負ありの裁定で決着
- セコンドによるタオル投入で決着
- 選手・関係者が正当な理由なく暴行を行った場合不戦敗
陰陽トーナメントの出場者17人を紹介
①梶原修人(梶原柳剛流・陰側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
古流武術・梶原柳剛流の継承者。
スポーツではない戦い方、剣術や毒・話術を使った忍術を得意とする。
父であり師の梶原隼人が富田流・入江無一との立ち合いに敗れた後自ら命を絶ったことで富田流への復讐を胸に生きることに。
7年後に富田流・入江文学と立ち会うが左手首を切り落とされ敗北するも、片手で戦う術を模索し、復讐を誓う。
その後、広域指定暴力団「板垣組」の食客となり板垣組の推薦で陰陽トーナメントへの出場が決まった。
一回戦の相手は同じ板垣組に雇われている工藤優作。
「梶原さん」と呼ばれネタキャラ扱いされることも多いが、忍術を駆使し工藤を倒すことができるのか?
梶原修人についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
②工藤優作(喧嘩師・陰側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
広域指定暴力団「板垣組」に金で雇われ、素手で相手を叩きのめすことを仕事とする喧嘩屋。
産まれた直後に母親に捨てられた過去があり、出生届も出されなかったため戸籍・本名を持たない。
15歳のときヤクザから戸籍を買い、「工藤優作」となった。
脳内麻薬を自在に操ることで痛みを消したり、馬鹿力を発揮することができる。
格闘技経験は全くないが、殴る・掴む・折るという原始的な戦い方で喧嘩最強を誇る。
十兵衛との喧嘩では策を弄する十兵衛に苦戦し、ビルから落とされるも、驚異的なタフネスで復活し、最終的に叩きのめした。
決め台詞は「燃えるぜ」
③佐川徳夫(日本拳法・陽側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
日本拳法家・佐川雅夫の次男。兄は軍隊格闘の佐川睦夫。
天才的な才能を持ち、父の期待を一心に受け鍛錬を続けてきた。
野球未経験ながらプロ野球選手からホームランを打ちドラフト指名を受けたり、ボクシングヘビー級のプロテストで川上竜を圧倒するなど、多彩な才能を持つエピソードがある。
読唇術も使うことができ、相手の表情から嘘を見抜くことができる。
父・佐川雅夫の死後、心の平静を保つために父の幻覚を生み出し、会話を続けていた。
一回戦の相手はプロボクサー・石橋強だったが、佐藤十兵衛に変更となった。
佐川徳夫について、兄・睦夫との関係、父・雅夫の死の真相などをこちらの記事で詳しくまとめています。
④石橋強(ボクシング・陽側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
WBOヘビー級ランキング世界1位のプロボクサー。
「東洋のフランケンシュタイン」の異名を持つ。
太い骨を持つ首、一枚あばら、痛みを快感に変換する異常なマゾヒズムにより、驚異的なタフネスを誇る。
ボクシングが世界最強の格闘技であり、ヘビー級ボクサー最強である自分こそが世界最強であるとの自信を持っており、ヘビー級以外のボクサーを認めていない。
「ボクシングの世界王者ってーのはヘビー級チャンピオンの事…お前らコロポックルがやってるのはボクササイズ」と作中を代表する名言も残している。
陰陽トーナメント出場が決まっていたが、出場権を狙う十兵衛の標的となり、自分が知らないうちにアンダーグラウンドで十兵衛と戦うことに。
激闘の末敗れた石橋強は出場権を十兵衛に奪われた。
石橋強についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
⑤佐藤十兵衛(富田流・陰側)
出典:『喧嘩稼業』コミック3巻より
『喧嘩商売』『喧嘩稼業』の主人公。
喧嘩に勝つためには手段を選ばない。
悪魔的な頭脳を持ち、事前に策略を張り巡らせたり、洞察力で環境を利用する戦い方に長けている。
進道塾の秘技「煉獄」の仕組みを解き明かすことにも成功した。
工藤優作に喧嘩で敗れた後、入江文学に正式に弟子入りし、富田流の技を身につけていった。
大晦日の格闘技イベントで柔道金メダリストの金田保を破り、注目を集める。
陰陽トーナメントの出場者には選ばれなかったが、出場権を得るために石橋強をアンダーグラウンドの戦いに巻き込むことに成功し、勝利。
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
石橋強の代わりにトーナメントに出場し、一回戦で佐川徳夫と戦うことになった。
⑥櫻井裕章(シラット・陰側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
命を懸けて戦うアンダーグラウンドで無敗のS級格闘士でありシラットの使い手。
棒切れ一本でライオンと戦い、勝利したこともある。
前向性健忘で72時間しか記憶が持たず、自分の強さを証明し、最強であるという記憶を得るために戦い続けている。
出典:『喧嘩稼業』コミック8巻より
田島彬とは腹違いの兄弟という事実が田島本人の口から語られている。
一回戦の相手は富田流・入江文学。
⑦入江文学(富田流・陰側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
通称・文さん。
主人公・佐藤十兵衛の師匠であり古武術・富田流の六代目継承者。
居合、小太刀など剣術も使い、実践的な戦いを得意とする。
師であり父の入江無一に憧れ、共に鍛錬を積んでいたが、父が田島彬に敗れ昏睡状態になってからは田島彬を倒すために一人で修行に明け暮れていた。
進道塾とも因縁があり、過去に見た秘技「煉獄」をパクるために十兵衛と共に青木裕平を盗撮し、富田流に組み込んだ。
38歳にして無職・童貞であり、AT限定免許保有者ということから弟子の十兵衛にことあるごとにいじられている。
田島彬への復讐のため陰陽トーナメント出場を決めた。
一回戦の相手はシラット・櫻井裕章。
入江文学についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
⑧金隆山康隆(相撲・陽側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
843勝0敗0休という大記録を持つ史上最強の横綱。
ミオスタチン関連筋肉肥大という特異体質で常人の2倍以上の筋肉量がある。
力士として突っ張り・張り手・閂・鯖折りを自ら禁じ手にしていたほど相手になる人間がいなかった。
全力で戦える場を求め、陰陽トーナメントへのオファーを受け、出場を決めた。
一回戦の相手は同じく余力を残して戦ってきたキックボクシング・川口夢斗。
⑨川口夢斗(キックボクシング・陽側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
打撃系格闘技トーナメント「立技」のヘビー級チャンピオン。
実の両親が借金を苦にし無理心中を図ったところをキックボクサーの川口拳治に救われ、その後養子となる。
両親から受け継いだ恵まれた体格と川口拳治から受け継いだキックボクシングの技術によりキックボクシング界では敵無し。
その蹴りは相手のガードを破壊し、防御も意味をなさないほどの威力を誇る。
公式戦でローキック・ハイキックを封印している。
自身の最強を証明するため進道塾に挑戦状を叩きつけ、その後陰陽トーナメントへの出場を決めた。
一回戦の相手は生涯無敗の大横綱・金隆山康隆。
⑩芝原剛盛(合気道・陽側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
形のあるものなら真球でも倒すことができると豪語する伝説の合気道家。
田島彬も強者としてターゲットにしており立ち会いを挑まれたが、その時には逃げている。
末期癌で余命一年と宣告され、田島彬と決着をつけるために陰陽トーナメント出場を決めた。
策略家の十兵衛に自分が末期癌であることを気づかせ、対戦相手の上杉均の情に訴えかけるという頭脳戦も仕掛けている。
芝原も自分が「陽」側とされているが「陰」も利用すると言っている通り、陰側の人間に近い思考を持っている。
出典:『喧嘩稼業』コミック4巻より
一回戦の相手は進道塾の喧嘩王・上杉均。
⑪上杉均(空手・陽側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
「喧嘩王」との異名を持つ進道塾の空手家。
創設者の山本陸と合わせ二人の王と呼ばれる。
山本陸が編み出した進道塾の奥義「煉獄」を極めており、70手から煉獄を開始でき、3分以上打ち続けられるただ一人の人間。
情に厚く義理堅い性格で、弟子の橋口信の仇を取り警察を叩きのめし逮捕されたこともある。
山本陸が進道塾を離れたとき、山本陸の息子・海に進道塾を託し、自らは奥義「煉獄」を見られたことを理由に破門を選んだ。
その後進道塾の代表として戦ってほしいという山本海の思いに応え、進道塾に復帰し陰陽トーナメントへの出場を表明した。
出典:『喧嘩商売』コミック23巻より
一回戦の相手は合気の達人・芝原剛盛。
上杉均についてはこちらの記事で詳しくまとめています。
⑫関修一郎(柔道・陽側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
柔道無差別級で4大会連続で金メダルを獲得、国民栄誉賞も受賞した最強の柔道家。
その圧倒的な強さから「仁王」と呼ばれる。
全日本柔道選手権大会決勝で同じく金メダリストの金田保を6秒で瞬殺した。
自分の強さの証明のために陰陽トーナメントへの出場を決意。
入江文学の見立てでは関は陰陽トーナメントをナメており、命懸けの戦いを知っている「陰」側の人間には勝てないが、「陰」側の人間の思考を理解し一回戦を突破すれば優勝候補になると評されている。
一回戦の相手は軍隊格闘・佐川睦夫。「陰」側である。
⑬佐川睦夫(軍隊格闘・陰側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
日本拳法家・佐川雅夫の長男で軍隊格闘家。弟は佐川徳夫。
父の期待に応えるため日本拳法の鍛錬を積んでいたが、中学生時に田島彬に敗れたことで父に見限られ、精神が壊れた。
「体の中のガラス玉が割れて、血を砂にしてしまう毒が体に周った」「血を入れ替えないと砂になってしまうので他人の血を飲む必要がある」と思い込んでいる。
その後外国の戦場で戦う傭兵となり、敵の血を啜ることから「吸血鬼」と呼ばれている。
父・雅夫への思いが強く、死後も父の幻覚と会話をしている。
田島彬の推薦で陰陽トーナメントへの出場が決まり、父の幻覚を見なくなったが、別の人間を監禁して父に仕立て上げるというとんでもない奇行を見せつけた。
一回戦の相手は柔道4大会連続金メダリスト・国民栄誉賞の関修一郎。
佐川睦夫に監禁され、父・雅夫にされた菅野祐太郎が気になる方はこちらの記事をどうぞ。
⑭三代川祐介(召琳寺拳法・陽側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
召琳寺拳法六段。
幼少期に父を亡くし、高名な祖父から召琳寺拳法を教わっていたが、同級生に冷やかされたことを恥ずかしく思いやめてしまい次第に家に引きこもるようになってしまう。
中学3年生時に祖父が癌で他界。
残された祖父の日記から自分への期待や想いを知り、奮起。
祖父の知り合いの召琳寺拳法家を尋ね、15年間修行を積んできた。
陰陽トーナメント出場を掛け、召琳寺拳法界最強とされる五味勘助との試合に臨む。
一方的にやられていたが、三代川祐介の別の人格「清太」が現れ、戦い方が変わり逆転勝利を納め、トーナメント出場を決めた。
三代川祐介は多重人格であり般若心経を唱えることで別人格が出現する。
他の出場者と比べ強さの描写は弱いが、多重人格がどこまで通用するかに注目。
一回戦の相手は元プロレスラーの総合格闘家・反町隆広。
⑮反町隆広(総合格闘技・陽側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
ブラジリアン柔術全盛期にただ一人柔術に勝ち続けた総合格闘家。
元々は大和プロレスに入門し、自己中な性格と先輩への無礼な態度から「空気の読めない男」と呼ばれていた。カブトこと阿南優太とは同期。
出典:『喧嘩商売』コミック23巻より
反町と薩摩柿之介のやり取りはほぼギャグパートです。
八百長を嫌い総合格闘家に転身した後、大和プロレスのスター選手である生野勘助からシナリオ付きの試合を持ちかけられたことに嫌気がさし、総合格闘技も引退した。
その後、大和プロレスに殴り込み、マスコミがいない状態で生野勘助に喧嘩を持ちかける。
生野に両耳を引きちぎられ、意識を失いかけるほどめった打ちにされるも、裸絞めで首をへし折り勝利を納めた。
その後、実家のアパートで母親の年金で生活しながら強者との本当の戦いのためにトレーニングを続けてきた。
強者としてライバル視していた同門のカブトが陰陽トーナメントに出場することを知り、自らも出場を決めた。
一回戦の相手は多重人格の召琳寺拳法家・三代川祐介。
⑯里見賢治(玉拳・陰側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
かつて進道塾で「拳聖」と呼ばれた中国拳法家。
山本陸に組手で完敗したことで進道塾を脱退し、中国へ渡り意拳を学んだ。
意拳と空手と柔術を組み合わせた独自の拳法「玉拳」を編み出し、帰国。
山本陸の次男・山本空が継いだ道場に道場破りを仕掛け、玉拳の技「門」で完勝。山本空を弟子とした。
頭脳戦・盤外戦も得意としており、十兵衛と協力し田島彬に恨みを持つ上杉均を焚き付け、トーナメント中に田島の目を潰す策略を仕掛けている。
一回戦の相手はプロレスラー・カブト。
⑰カブト(プロレス・陽側)
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
大和プロレスの覆面レスラーで圧倒的な実力と人気を持つ最強のプロレスラー。
本名は阿南優太。
婚約が決まった直後、中学生3人に婚約者を暴行・殺害され、復讐を決行。
素手で3人を殺害し、無期懲役の判決を受ける。
スター選手がいなくなり落ち込んだプロレス人気を復活させるために生野勘助の政治力・世論誘導により収監から15年後に出所し、プロレスへの復帰を決めた。
その後プロレスを代表し、陰陽トーナメントへ出場することに。
一回戦の相手は玉拳・里見賢治。
一回戦の組み合わせ・結果・予想
梶原修人VS工藤優作
出典:『喧嘩商売』コミック22巻より
板垣組所属同士「陰」対「陰」の戦い。
格闘技の素人である工藤に対し、梶原柳剛流の技で優位に立つ梶原。
工藤の左目を潰し、富田流からパクった「金剛」の連打で決めに行く。
k出典:『喧嘩稼業』コミック6巻より
劣勢に追い込まれた工藤は生まれて初めて技(梶原から最初に受けた“卜辻”)を使う。
工藤にボコボコにされるも梶原がコーナーポストに仕込んだ「屍」で形勢逆転する。
出典:『喧嘩稼業』コミック6巻より
「金剛」を打ち込み勝利を確信した梶原だったが、起き上がった工藤にベアハッグを受け殺されかけるも解毒薬があることを伝え何とか解放された。
勝者:工藤優作
出典:『喧嘩稼業』コミック6巻より
佐川徳夫VS石橋強(佐藤十兵衛に変更)
出典:『喧嘩商売』コミック22巻より
アンダーグラウンドで石橋強を倒し出場権を得た十兵衛。
実力で上回る佐川徳夫を倒すために試合開始前後でいくつもの策を用意し、反則と取られないギリギリのラインで「煉獄」を決めることに成功する。
出典:『喧嘩稼業』コミック7巻より
深刻なダメージを受けた佐川徳夫だったが、そこから本来の実力を発揮し、徐々に二人のダメージの差は逆転していく。
しかし、梶原が工藤に使ったコーナーポストに仕込んでいた毒針の「屍」を利用した十兵衛。
出典:『喧嘩稼業』コミック8巻より
最後は「金剛」で試合を決めた。
勝者:佐藤十兵衛
出典:『喧嘩稼業』コミック8巻より
櫻井裕章VS入江文学
出典:『喧嘩商売』コミック22巻より
「陰」の強敵同士の戦い。
特に櫻井はアンダーグラウンドでの命を懸けた戦いで最強を誇り、最強候補に近い存在。
序盤に櫻井の右耳の鼓膜を破壊し、文さん有利に進むかと思われたが、全く動じず「チェーンパンチ」を中心に隙のないシラットの攻撃で完全に櫻井が優勢に。
出典:『喧嘩稼業』コミック9巻より
劣勢の文さんは掴まれた右耳を自ら引きちぎり、「煉獄」を放つ。
出典:『喧嘩稼業』コミック9巻より
しかし仕留めきれず、逆に櫻井に左腕をへし折られ、絶体絶命になった文さん。
出典:『喧嘩稼業』コミック9巻より
タオルを投げようとするセコンドのカワタクに「投げないでくれ」と懇願し、試合を捨てない文さん。
片手で「煉獄」を繰り出した後、必殺の「高山」に繋げる。
出典:『喧嘩稼業』コミック10巻より
投げた後容赦なく睾丸を2個とも握り潰し、更に「金剛」で試合を決めた。
勝者:入江文学
出典:『喧嘩稼業』コミック10巻より
金隆山康隆VS川口夢斗
出典:『喧嘩商売』コミック23巻より
初めての「陽」同士、共に全力で戦ったことの無い超人達の戦い。
キックボクシングの技で序盤優位に立ったのは川口だったが、禁じ手としていた「鉄砲」、更に追撃の「素首落とし」の2発で逆転した金隆山。
出典:『喧嘩稼業』コミック10巻より
深刻なダメージだったが、本当の家族の声援で立ち上がった川口。
出典:『喧嘩稼業』コミック10巻より
防御不能のローキックを2発放ち、金隆山にダメージを返す。
出典:『喧嘩稼業』コミック10巻より
禁じ手「鉈」により川口の右腕を折った金隆山に対し防御不能の蹴りを打ちまくる川口。
更に右腕も折られた川口だったが、ついにハイキックを解禁し、金隆山に直撃した。
出典:『喧嘩稼業』コミック11巻より
一瞬意識を失った金隆山だったがそれでも倒れず、川口の右足を取り、その足もへし折った。
そして組み合い金隆山が「ありがとう」と感謝の言葉をかけると川口は意識を失った。
出典:『喧嘩稼業』コミック11巻より
勝者:金隆山康隆
出典:『喧嘩稼業』コミック11巻より
しかし退場後、川口夢斗のハイキックによる急性硬膜下血腫で金隆山は倒れ、生涯無敗のまま帰らぬ人となった。
出典:『喧嘩稼業』コミック11巻より
芝原剛盛VS上杉均
出典:『喧嘩商売』コミック23巻より
空手と合気道の達人同士の一戦。
芝原が合気と上杉に引けを取らない打撃で優位に試合を進める。
劣勢の上杉はただ一人使える「完全な煉獄」を解禁。
出典:『喧嘩稼業』コミック12巻より
しかし「道着を足で踏んで膝蹴りを封じる」という用意していた煉獄破りで逃れることに成功した芝原。
そこから芝原独自の合気拳法でマウントを取りパウンドで勝負を決めに行く。
ボコボコにされるも気力を振り絞り再度煉獄を放つ上杉だったが、2つ目の煉獄破りを用意していた芝原に逆に煉獄を喰らってしまう。
勝利を確信した芝原はとどめの四方投げに入った。
しかしガラ空きの芝原の背に肘での「金剛」を放ち、両者共に倒れる。
出典:『喧嘩稼業』コミック13巻より
立ち上がったのは上杉。
芝原の息子でセコンドの芝原佑に芝原の命の危機を伝え、タオルを投げさせ、試合は終了した。
勝者:上杉均
出典:『喧嘩稼業』コミック13巻より
関修一郎VS佐川睦夫
出典:『喧嘩商売』コミック23巻より
※ここからは描かれていないため予想となります。
実績で見ると4大会連続金メダリストの柔道家・関が圧倒的優位。
入江文学は本来の意味で命を懸ける戦いを知らない関は陰陽トーナメントにおいて不利であり佐川睦夫にあっさり敗北することを予想・期待している。
しかし一回戦を乗り越え命を懸ける戦いを知った関は優勝候補になるという予想もしている。
一方、佐川睦夫は十兵衛に「マジモン」と言われ、ヤバいエピソードも豊富に描かれている。
父親に見捨てられ日本拳法を捨て軍隊格闘を身につけた戦い方は非常に楽しみ。
佐川睦夫の勝利に期待したいが、フラグとしては関が濃厚か。
予想勝者:関修一郎
三代川祐介VS反町隆広
出典:『喧嘩商売』コミック24巻より
反町は次の試合に登場するカブトとの同門対決というフラグもあり、生野勘助を倒したプロレスと総合格闘技の技術・鍛え抜かれた肉体を持っている。
一方、三代川は多重人格というキャラ設定はあるものの、強者としての描かれ方は少し弱い。
全ての人格を引き出した上で空気を読まない反町が圧勝するという展開を予想。
予想勝者:反町隆広
里見賢治VSカブト
出典:『喧嘩商売』コミック24巻より
プロレスのリングで圧倒的な強さと人気を誇るも、婚約者の復讐のため殺人を犯し服役していたカブト。
進道塾を去り独自の拳法を創始し、山本空に圧勝した里見。
どちらも本気の戦いが描かれていないため試合内容の予想が難しい。
しかし、裏で田島彬襲撃の計画を十兵衛・上杉均と計画している里見の行動が試合に影響すること、前試合の反町隆広との同門対決の可能性を含めてカブトの勝利となるか。
予想勝者:カブト
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決勝・優勝者予想
唯一の未来として描かれているのが芝原VS上杉の試合終了後、芝原佑が「今から陰陽トーナメントの決勝が始まる」と言い、芝原剛盛の「オイラが死んだ後誰から学ぶつもりだ!?」の問いに「佐藤十兵衛に卑怯を学ぼうと思っています」と答えるシーン。
出典:『喧嘩稼業』コミック13巻より
十兵衛が決勝進出というのもあり得るが、十兵衛は2回戦の工藤戦で目的を達成するため、その試合後は裏で暗躍し、田島彬を倒すために出場している入江文学のサポートに回るのではと予想。
反対側の山は入江文学の予想通り一回戦を突破し本気になった関が上杉均を倒し、その勢いのまま決勝に上がってくると予想。
決勝戦の予想カード:入江文学VS関修一郎
ここまで行くとすでに片腕を骨折している文さんに勝ちのイメージが湧かないが、当初から関が上がってくる予想をし、対策を用意していること、田島彬を倒す悲願を叶えてほしいという期待値込みで文さんの勝利を予想したい。
予想優勝者:入江文学
まとめ
陰陽トーナメントのルールや出場者、一回戦途中までの結果、決勝・優勝者含む今後の予想をまとめました。
予想はしましたが、正直裏切って欲しい気持ちも強いです。
トーナメントが何らかの事情で途中で終わるという裏切りだけは勘弁して欲しいですが。
休載が続き、トーナメントの裏で進む田島彬襲撃計画もありますが、何とか全試合しっかり描かれ決勝戦&田島彬戦までを見届けたいですね。
以上、陰陽トーナメントについてのまとめでした!
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