『喧嘩商売(喧嘩稼業)』の登場人物・梶原修人。
特徴のある見た目と、入江文学に完敗した過去が印象的。
実際に強いのか分からない梶原さん。
今回はそんな梶原の過去や強さから陰陽トーナメントでの工藤優作との戦いまでを詳しくまとめました。
※『喧嘩商売』16〜22巻、『喧嘩稼業』1〜8巻のネタバレあり
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目次
梶原修人の情報・入江文学との因縁
出典:『喧嘩稼業』コミック1巻より
梶原 修人(かじわら しゅうと)
古流武術・梶原柳剛流の継承者。
トレードマーク金のキセルは顎を鍛えるため普段から咥えている。
13歳で初めて真剣を手にしたその日に空を飛ぶ燕を切り落としたという、非凡な才能を持つ。
剣術や毒・話術を使った忍術を得意とする。
師であり父の梶原隼人と鍛錬を重ねていた。
そんな父が富田流・入江無一との立ち合いに敗れた後自ら命を絶ったことで富田流への復讐を胸に生きることに。
一人で古文書を読み漁り、全ての技を7年の月日をかけて習得。
そのときにはツバメを宙で4つに切り分けられるようになっていた。
出典:『喧嘩商売』コミック22巻より
力を試すために剣道日本一・警視庁の横山了一と真剣で立ち会い、指を落とす。
そして因縁の相手、富田流・入江無一の息子、入江文学との真剣での立ち合い。
出典:『喧嘩商売』コミック22巻より
この時、梶原が持つ剣には梶原柳剛流で毒を意味する屍(かばね)が塗ってあった。
梶原は文学に話しかけ、会話の中から情報を得る事で自分に優位な状況を作り出していた。
出典:『喧嘩商売』コミック22巻より
文学の動きを想定し、勝利イメージを完全に持ったが、情報を話したのは文学の罠だった。
言葉と動きによるミスディレクションにより、文学が投げた小太刀で左手首を落とされてしまう。
自分の話術で情報を引き出したつもりでドヤ顔で「これが梶原柳剛流の忍術だ」と言っていたのが恥ずかしいですね。
元々は入江文学を倒し、復讐を終えた後、腹を切って死ぬつもりだったが、復讐のために片手で戦える技を身につけて生きることを決意。
その後、工藤優作を雇う広域指定暴力団「板垣組」に乗り込み、結果板垣組の食客となった。
その縁で板垣組から依頼を受け、十兵衛との試合を控えた柔道家・金田保に、富田流の奥義「金剛」の存在を伝える。
出典:『喧嘩商売』コミック16巻より
その後、田島彬が主催する陰陽トーナメントに、入江文学の出場を条件に板垣組の推薦で出場が決定。
一回戦で工藤優作と戦うことになった。
出典:『喧嘩商売』コミック22巻より
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梶原修人VS工藤優作
陰陽トーナメント一回戦、梶原VS工藤
どちらも板垣組の所属だが、板垣組が望むのは工藤の勝利という完全アウェー状態。
※梶原が勝つと板垣組にはファイトマネーの半分の1億が入るが、工藤が勝った場合、工藤には100万を払い残りの1億9900万円が入るため
そんな中、梶原は試合前の盤外戦で力を発揮する。
梶原の監視役の板垣組・澤が工藤の勝利のために梶原から情報を得ようとするのを利用し、AEDを使ったまやかしの必殺技・「雷(いかづち)」の存在を印象付ける。
出典:『喧嘩稼業』コミック2巻より
板垣組に裏切られていることを知った梶原は、監視役の澤を「板垣組を乗っ取る」という計画のもと、巧みな話術で抱き込むことに成功。
出典:『喧嘩稼業』コミック2巻より
更に試合前に十兵衛から裏での共闘を持ち掛けられるが、これを断ります。
そして十兵衛が一回戦で当たる佐川徳夫を排除しようと暗躍するも、これを見抜いた梶原は主催者の田島彬を通して計画を潰すことに成功。
しかし、工藤に試合前に毒を飲ませる計画を十兵衛に潰されたことで、五分の状態で工藤戦に臨むことになりました。
そして始まった陰陽トーナメント一回戦・梶原VS工藤。
格闘技の素人である工藤に対し、「卜辻」を始め梶原柳剛流の技で優位に立ちます。
更に「雷」のブラフ効果もあり、工藤の隙を付いて左目を潰します。
出典:『喧嘩稼業』コミック5巻より
そして富田流からパクった「金剛」を放つ梶原。
出典:『喧嘩稼業』コミック6巻より
事前情報があり、一撃では倒せないことを知りながら「金剛」を連打しダメージを蓄積します。
工藤に掴まれるも、顎を外す「暗行」で馬鹿力を封じる梶原。
出典:『喧嘩稼業』コミック6巻より
梶原柳剛流の技を惜しみなく繰り出す梶原さん。
対戦相手の工藤、主催者の田島、観客も「梶原修人は強い」と認識。
何もしなくても自分が最強と自負していた工藤は勝つために生まれて初めて技を使います。
その技は試合開始時に自らが受けた「卜辻」。
出典:『喧嘩稼業』コミック6巻より
そこから形勢が逆転し、工藤にボコボコにされる梶原さん。
意識を失いかけるも話術で時間稼ぎをし、コーナーポストに仕込んだ最後の手段・ボツリヌス菌による「屍」を使います。
出典:『喧嘩稼業』コミック6巻より
過呼吸になった工藤に対し、肘による「金剛0式」を打ち込み、勝利を確信した梶原さん。
しかし気絶から即座に覚醒した工藤に足首を外され、更にベアハッグを受け絶体絶命に。
出典:『喧嘩稼業』コミック6巻より
意識が薄れる中、助かるために解毒薬があることと再戦を望んでいる十兵衛の名前を出すことで何とか殺されずにすみました。
しかし意識は失い、試合は終了。
出典:『喧嘩稼業』コミック6巻より
工藤優作に敗れ、梶原さんの陰陽トーナメントは終了しました。
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梶原さんのその後
トーナメント敗北後、板垣組に入る予定のファイトマネー1億9900万円と引き換えに解毒剤を渡しました。
澤との板垣組乗っ取り計画を進め、自分を倒した工藤を雇うと宣言します。
アンダーグラウンド主催者のタン・チュンチェンの野望を叶えるため、タンに貸しをつくった梶原。
タンも板垣組を味方につけるため、梶原を板垣組のトップにするためのバックアップを約束します。
出典:『喧嘩稼業』コミック6巻より
負けはしたものの結果として、一番大きなものを手に入れることになるのかもしれません。
まとめ
梶原修人の過去や富田流との因縁、喧嘩師・工藤優作との戦いについてまとめました。
『喧嘩商売』でのやられっぷりからネタキャラ扱いされることが多い梶原さんですが、『喧嘩稼業』ではしっかり株を上げました。
工藤に敗れはしたものの、戦いの中で見せ場を作りまくり、更に盤外戦では話術や情報操作で大活躍。
自分の「忍術」を最大限活用し、結果として作中トップクラスの権力者のタン・チュンチェンを味方につけ、板垣組乗っ取りのバックアップを約束させました。
リングの外の動きも含め、梶原修人は間違いなく強い!!
頭脳戦や話術で十兵衛とやり合っていた描写からも、作中トップクラスの戦略家であることは間違い無いでしょう。
試合が終わってからの動向も一番気になるキャラクターですね。
以上、梶原柳剛流・梶原修人のまとめでした!
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