『わたモテ』のモブキャラから主要キャラへと変化していったうっちーこと内笑美莉(うち えみり)。
わたモテが百合漫画になったのはうっちーのもこっち愛がきっかけとも言えます。
うっちーがもこっちに恋するまでにはどんな過程があったのか?
うっちーの初登場からもこっちとの関係性の変化、もこっちへの愛が伝わるシーンなど、徹底解説していきます!
※1~18巻までのネタバレあり
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目次
うっちーはどんなキャラ?
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック18巻より
2年生でもこっちのクラスメイトとして登場。
作中一番のシンプル顔。もこっちの脳内のあだ名は「絵文字」。
髪型はボブでスタイルも良く、後ろから見ると成瀬 優(ゆうちゃん)そっくり。
初期はキョロ充のモブキャラという印象しかなかったけど、もこっちとの関係性が変化していく中で徐々にうっちーの異常な行動やリアクションが目立つようになりました。
初登場からのギャップという点では作中No.1です。
初期はモブキャラ・もこっちには興味なし
初登場は7巻・喪59「モテないし応援する」でした。
夏休み中野球部の応援へ行くバスの中、もこっちの隣の席になったうっちーでしたが、もこっちをいないものとして扱います。
隣にいるもこっちを気にもせず後ろの席の友達としゃべっていました。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック7巻より
もこっちは「そんなに友達とあぶれて私と同じ席になったの認めたくねーのか」「私この席にいますけど黒木さんと違って友達いますアピールしてる」と最悪な印象を抱きます。
後のうっちーを見ているとわざわざ友達いるアピールをするような子ではなく、もこっちの被害妄想もありますが、このシーンだけ見るとそう思われても仕方ないですね。
次の登場は8巻・喪69「モテないし班決めする」でした。
もこっち・ゆりちゃん・吉田さんと共に余り物班になったうっちー。
班長のもこっちが修学旅行の予定決めの相談に来た際、「私2班についていくから何でもいいよ。5人組になれなかったからこの班にいるだけだし」とバッサリ。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック8巻より
ここでももこっちからの印象は最悪。
バスの席も修学旅行の班も友達からあぶれている格好になっているため、初期の印象は完全に「モブ顔のキョロ充」でした。
転機となった修学旅行
始まった修学旅行ですが、宣言通りうっちーは同じ班のもこっち達と行動を共にせず、部屋からすぐに出ていき友達グループに合流します。
この行動もキョロっぽいですが、せっかくの修学旅行、仲の良い友達との思い出を作りたいと思うのは自然かもしれません。
同室のゆりちゃん・吉田さんに知られず、もこっちを助けるシーンがありましたが、「極力関わりたくないし変な思い出を作りたくない」と関わろうとはしません。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック8巻より
ただ、初めてもこっちへの気遣いが見られたことで少し印象が変わりました。
その後、もこっちが吉田さんを怒らせて部屋でしばかれてるであろう音を隣の友達グループの部屋で聞きながら「本当何してんだあいつら…いや興味ないけど…」と気になる様子。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック8巻より
徐々に無関心ではいられなくなってきてますね。
そして最終日の夜、2人部屋でもこっちと一緒になったうっちー。
当然友達の部屋に行くと思ったもこっちですが、「ずっと一緒だったし今日くらいはみんな部屋でゆっくりしたいでしょ」と部屋から出ませんでした。
この大人な考えを見ると、うっちーはキョロ充ではなかったことが分かります。
そこから寝るまでの間でうっちーの修学旅行の思い出が全てもこっちに上書きされます。
- 心理テストでもこっちが「遊び人」うっちーが「処女」と出たことで上から目線でアドバイスされる
- シャワーをのぞかれる
- もこっちに下着を盗まれた(実際は誤解だけど)
- 女同士でイチャイチャするアニメを見始める
- 寝顔を凝視される
一晩で起こったことが濃すぎます。
帰りの新幹線で友達に「修学旅行で印象に残ったこと」の課題について振られますが、脳内に浮かぶのは最終日の夜を共にしたもこっちだけでした。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック9巻より
この修学旅行をきっかけにうっちーはもこっちから目が離せなくなっていきます。
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もこっちへの感情の変化
修学旅行後、うっちーからもこっちの印象は「自分に性的な目を向ける変態」になりました。
もこっちが視界に入ると「自分を凝視してる」と思い込むようになり、気になって仕方ありません。
体育祭ではチアの練習に励むうっちーの後ろでたまたま弁当を食べるもこっちを「自分をオカズにご飯を食べてる」と勘違いし、恐怖していました。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック9巻より
そして本番、「好きなだけ見ればいい」と開き直りますが、もこっちはネモや加藤さんを凝視し、うっちーには目もくれません。
そんなもこっちの姿を見たうっちーは「他の女子がいたら私に見向きもしやがらねぇ!!」と初めて嫉妬心を感じました。
これ以降、もこっちを「キモい」と思いながらも更に気になる存在として意識します。
この時から恋は始まっていたのかもしれません。
恋の感情がはっきり出始めたのは11巻・喪105「モテないしお返しする」でのシーン。
北海道旅行のお土産が余ったうっちーは修学旅行で一応同じ班だったメンバーにあげることにしました。
同じ班とはいえ全く一緒に行動していないうっちーのお土産に怪しむゆりちゃん。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック11巻より
旅行では全く絡もうとしなかったのでゆりちゃんからすると意味が分からないですね。
吉田さんに至ってはうっちーの存在すら認識しておらず疑い方が半端ありません。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック11巻より
「何たくらんでやがる」ってw
もこっちのこと以外は普通の女子のうっちー。
ゆりちゃんや吉田さんに「女子の普通」が通用しないのが面白いw
この2人にお土産をあげたのは、もこっちにもあげるための自らへの言い訳でした。
「あの2人にあげちゃったししょうがないからあげるか!」と自分に言い聞かせ、もこっちに渡そうとするも、「勘違いされちゃうかな?」と深読みし、バレないようにもこっちのポケットにねじ込みます。
真子に「うっちーからのお土産」と教えてもらったもこっちは「直接お礼を言うと皆の前で話しかけられるのを嫌がりそう」と考え、手紙でお礼をします。
下駄箱に入れられたもこっちからのお礼の手紙を読んだうっちーは友達に心配されるくらい赤面し挙動がおかしくなりました。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック11巻より
これで完全にもこっちに恋してしまいました。
もはやもこっちへの感情が止まらないうっちーはバレンタインに当然のようにもこっちの下駄箱にチョコをイン。
もこっちからのお返しが下駄箱に入っていたうっちーは嬉しくてたまりません。
相変わらず自分への言い訳で「あんなキモい奴の作ったチョコなんて食べれない」と言いつつも「1個ぐらいは食べてやっても」と口に運びます。
バラバラになってたチョコを組み合わせるとう○この形になることに気付き、動揺するものの更に口に運ぶうっちー。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック12巻より
体が勝手に動いて止められない感じが伝わってきますw
そしてここから一気にもこっち愛が加速し、誰も止められなくなっていきます。
もこっちストーカーと化したうっちー
もこっちへの愛を行動で表すようになってきたうっちー。
12巻・喪115「モテないし二年目の卒業式」では花粉症で鼻水が出るもこっちに加藤さん経由でティッシュを渡そうとしますが、ネモが先に渡し、伝わりませんでしたw
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック12巻より
もこっちに届かず残念!
更に直接的な行動が出たのが12巻・喪120「モテないし打ち上げる」での1シーン。
焼肉店でもこっちの隣に座ったうっちーは話しかけることはできず、真剣に丁寧に焼いた肉をもこっちの皿に置きました。
この行動に友達は思わずびっくり!その行動と顔を赤らめるうっちーに疑問を抱いてました。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック12巻より
しかしもこっちは気付かず、皿に置かれた肉を不思議そうに見ていました。
うっちーの愛が全く伝わらず、距離を縮められないまま2年生を終えることになりました。
そして迎えた3年生のクラス替え。
うっちーの所属する友達グループ6人が全員3-4となり、友達が喜びを分かち合おうとします。
しかしもこっちは3-5。
離ればなれになったショックが大きく、「うあぁぁー!!なんでぇ!!何で!?」と絶叫し地面に転がります。
元々の友達と常に一緒に行動し、女子の常識を大事にしていたうっちーからは想像もできない奇行。
もこっちへの愛の深さが分かりすぎるシーンです。
しかしクラスが離れもうっちーのストーカーっぷりは変わりません。
13巻・喪125「モテないし遠足がはじまる」の遊園地回。
恐らく意図的に友達グループからはぐれ、半ば強引にもこっちのグループに入り行動を共にします。
絶叫マシーンに並んでる途中、満を持してもこっちに話しかけるうっちー。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック12巻より
「黒木」呼びです。
直接会話したのは修学旅行以来。「しゃべった!!?」ってひどいw
その後、友達に発見され合流するも、もこっちと回りたいので微妙な反応のうっちー。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック13巻より
奇行を繰り返しても友達からは慕われています。
「うっちー一緒じゃないとつまんない」とも言われているので、グループの中では主要なポジションなのかもしれません。
ここでもこっちとは行動が別になるものの、夜の花火イベントではいつの間にか隣にいます。怖い!
しかしそれまでのお土産やバレンタインチョコの成果が実り、もこっちからキーホルダーのプレゼントを貰ったうっちー。
自分がもこっちにとって特別な存在になれたと思い、感慨深くなっていたうっちーでしたが、学校で同じキーホルダーをつけた加藤さんを見てショックを受けます。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック13巻より
初めての絵文字じゃない表情!!
自分が特別ではなかったと知り、空にもこっちを思い浮かべます。切ない。
それでももこっちへの想いは少しも変わりません。
16巻・「モテないし(・_・)と」⇐完全にうっちー回です。
球技大会でもこっちと戦うために友達を巻き込み卓球にエントリーしたうっちーですが、惜しくも敗れ、もこっちの3-5と戦うことはできませんでした。
そこで「みんながもっと頑張ったら黒木と試合できたのに!」とだだをこねます。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック16巻より
それまでの奇行や友達をないがしろにしてきた行動が積み重なり、ケンカになってしまいます。
不穏な空気を感じたもこっちが気を使い「内さんは別に友達って程仲良くないしクラスに来られても嫌なんだけど」と自分が悪者になるように言います。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック16巻より
が、当然うっちーにとっては最大のショック!
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック16巻より
思わず出た2回目の絵文字以外の表情!!
その後友達のフォローもあり、丸く収まったのに、恥ずかしがり直接もこっちを「キモい」と言ってしまい、怒ったもこっちとはケンカ別れになってしまいました。
しかしこの一件で距離は縮まり、友達にもこっちへの想いも伝わったので、うっちー的には良かったはず!
その後、もこっちに謝り、自分が言う「キモい」は「ヤバい」のようなものと説明し、誤解が一応解けました。
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック17巻より
もこっちが友達認定しているかは微妙なとこですが、普通に話せる関係になったことでストーカーからは脱却した感があります。
うっちーの名シーン
徐々にイメージが変わっていったうっちーのキャラ。
印象に残るシーンを紹介します!
もこっちと智貴の関係を見抜く観察眼
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック11巻より
友達が「例のあの人」こともこっちが智貴と一緒にいるのを見て後輩や彼氏と予想する中、「どう見ても弟でしょ」と一蹴。
「遺伝子が一緒って感じがする」とあまりに鋭すぎる観察眼にドン引きの友達。
常にもこっちを見ているからこそですね。
ネモのもこっちモノマネへの評価
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック12巻より
クラスでもこっちのモノマネをするネモへの感想が凄い!
少しだけ似てると言いつつ「もっと声低そうで高くて暗くてキモくてキモさのなかに蠱惑さがあって」という独特すぎる表現で評価。
「蠱惑さ」って!?
元々その場にいなかったのにグイグイいくところにもこっち愛が表れてます。
キバ子を一蹴!
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック16巻より
もこっちを「キモい」と表現するうっちーに食いついたキバ子。
ドヤ顔でもこっちのメイク画像を見せ、うっちーはもこっちの画像を送るようにキバ子に頼みます。
画像をゲットした時点で、もこっちの悪口を言うキバ子には用は無くなりました。
「二度とその汚い顔見せにこのクラスに来ないで」と一蹴!!
一緒にもこっちを陰キャイジリする友達ができたと思ったキバ子はビックリです。
常識人な一面
出典:『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』コミック17巻より
たまに常識的な一面を見せるうっちー。
ゆりちゃんと2人で歩いているのを見たもこっちが「仲いいんだね」と言うとゆりちゃんが「電車が一緒だからそのまま一緒に歩いているだけ」と否定。
ゆりちゃんは全く悪気はありませんが、心の中で「そういうのはっきり言うから友達いないんだよ」と思ううっちー。
特にゆりちゃんと仲良くしようとは思ってませんが少しゆりちゃんの立ち振る舞いを心配している気がします。
もこっちが絡むとおかしくなるだけで、女子の中での人間関係は非常に上手く作っていました。
だからこそもこっちが絡んだ時の奇行が際立ちます!
まとめ
うっちーのモブから主要キャラへの変化をまとめてきました。
修学旅行をきっかけにうっちーのキャラと作品自体の方向性が変わっていったことで間違いなくキーマンとなりました。
わたモテが百合路線になった立役者ですね!
一方通行になりがちなもこっちへの想いは実るのでしょうか?
もこっちとうっちーが2人だけで何かをするイベントも見てみたいところです。
これからももこっち愛によるぶっ飛んだ奇行に注目していきましょう!!
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