ケンガンアシュラ

【ケンガンアシュラ】鎧塚サーパインとガオラン・ウォンサワットの強さ・関係まとめ

サーパイン&ガオランまとめ

『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』に登場す鎧塚サーパインガオラン・ウォンサワット。

性格や戦い方は全く違うもののミャンマーとタイ出身であり、過去に対戦したこともある二人で、互いにその強さを認め合う関係です。

今回はそんな鎧塚サーパインとガオラン・ウォンサワットの関係、情報や強さ・拳願絶命トーナメントでの戦績、その後まで詳しくまとめました。

※『ケンガンアシュラ4〜20巻、『ケンガンオメガ』6〜7巻のネタバレあり

 

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『ケンガンアシュラ』と『ケンガンオメガ』の違いを知りたい方はこちらの記事からどうぞ!

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目次

鎧塚サーパインの情報

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック19巻より

鎧塚サーパイン

通称「吼える闘魂」

身長:184cm
体重:88㎏
年齢:30歳
拳願仕合戦績:17勝0敗

素手で戦うビルマ拳法とも呼ばれるラウェイの選手。

常に大声で叫んでいる熱血野郎であり、明るく純粋な性格の人気キャラです。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック11巻より

ほとんどサンシャイン池崎です。

 

サーパインは故郷の村を守るために闘技者として金を稼いでいた兄・ネウィンパインの死後、受け継ぐ形で闘技者となった。

雇い主の鎧塚実光を頼り、日本にある「夜明けの村」に兄弟含む村の住民と共に移住。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック18巻より

 

ミャンマーには姓がないため、便宜上雇用主の鎧塚実光と同じ姓を名乗っているが、血縁関係はない。

トーナメント中に東洋電力による発電所開発のために夜明けの村の土地が奪われ、それを防ぐためにはトーナメントの右ブロックを制することが条件と知り、必勝を誓った。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック18巻より

 

一見能天気だが、ヘビーな過去を持ち、家族を守るために頑張る苦労人です。

 

ガオラン・ウォンサワットの情報

ガオランウォンサワット出典:『ケンガンアシュラ』コミック14巻より

ガオラン・ウォンサワット

通称「タイの闘神」

身長:187cm
体重:91㎏
年齢:28歳
拳願仕合戦績:初参戦

タイの英雄にして世界最強のボクサーであり、タイの王家・ラルマー13世に仕える護衛。

史上最強のムエタイ選手であったが、パンチを軽視するムエタイではラルマー13世を実戦で守れないと考え、ボクサーに転向。

ガオランウォンサワット出典:『ケンガンアシュラ』コミック14巻より

 

ボクサーへ転向後わずか4年で4大団体統一ヘヴィー級王者に上り詰めた。

ガオランウォンサワット出典:『ケンガンアシュラ』コミック4巻より

 

無表情で口数も少なく、サーパインとは真逆の性格ですが、その強さとストイックさからこちらも大人気キャラです。

 

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サーパインのトーナメント戦績・強さ

1回戦:VS賀露吉成

賀露吉成出典:『ケンガンアシュラ』コミック11巻より

サーパインの1回戦の相手は「日本海の大入道」賀露吉成

格闘技経験はないものの、恵まれた体格と漁師で培ったバランス感覚と体幹の強さを持ち、人喰いホオジロザメを海中で絞め殺すなどの伝説もある。

この仕合、お互いの所属企業が東洋電力の傘下ということで八百長の予定だったが、サーパインはそのことを知らず、賀露の造反によりガチンコでの真剣勝負となった。

壮絶なド突き合いの中で賀露が放った「活け締め」により瞬間、意識を飛ばされ、頭部にクリーンヒットを許すも、人間離れした頭蓋骨の硬さで賀露の手を破壊。

更に手数で圧倒するサーパインに対し、異常な体勢から反撃する賀露。

賀露吉成出典:『ケンガンアシュラ』コミック11巻より

 

お互いダメージを負った状態で最後の真っ向勝負に臨む両者。

最後は賀露の鯖折りに対し、サーパインの頚椎への肘打ち下ろしがクリーンヒットし、決着となった。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック11巻より

 

2回戦:VS御雷零

御雷零出典:『ケンガンアシュラ』コミック11巻より

2回戦の相手は「雷神」御雷零

暗殺拳「雷心流」の当主で闘技者内No.1の速さを持つスピードスター。

1回戦では根津マサミを文字通り瞬殺している。

スピードで圧倒する御雷に対しサーパインが取った作戦は初撃をあえて受けたあとのカウンター。

御雷が深く踏み込んだところに必殺の頭突き「ビルマの鉄槌」を放ちます。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック18巻より

しかし寸前で避けられます。

雷心流「陽炎」で確実に急所を突きダメージを与える御雷。

御雷零出典:『ケンガンアシュラ』コミック18巻より

 

しかし持ち前の頑丈さで耐えるサーパインは膝蹴りをフェイントにし御雷を捕まえ、二度目の「ビルマの鉄槌」を放つ。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック18巻より

 

完全に極まったかと思われたが、雷心流「慘雷」(さんらい)によりカウンターを受け、深刻なダメージを負ってしまう。

御雷零出典:『ケンガンアシュラ』コミック18巻より

 

それでも倒れず、家族を守るために根性で食らいつくサーパイン。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック18巻より

 

ローキックの連打で御雷の足にダメージを与え、賀露を倒した肘振り下ろしを放ち逆転を狙う。

しかし待っていたのは2度目の「慘雷」による顎へのカウンター。

御雷零出典:『ケンガンアシュラ』コミック18巻より

 

御雷零に敗北し、サーパインは2回戦敗退となりました。

全闘技者でも上位の強さを持つ御雷零に善戦したことからも、サーパインの強さも闘技者の中では上位半分には入っているかと思われます。

 

ガオランのトーナメント戦績・強さ

1回戦:VS金田末吉

金田末吉出典:『ケンガンアシュラ』コミック13巻より

ガオランの1回戦の相手は「大物喰い」金田末吉

会場へ向かう船の中で氷室涼を倒し、代表闘技者の座を手に入れた男。

一般人並みの体格の金田を「圧倒的凡骨」と見下しながらもラルマー13世のために「立ちふさがる敵は叩き潰すのみ」と闘いに臨むガオラン。

ひと呼吸の間に13発ものジャブを放つ「フラッシュ」を叩きこむ。

ガオランウォンサワット出典:『ケンガンアシュラ』コミック13巻より

 

得意の「先読み」でガオランのパンチを微妙に外し、紅人流「天地返し」でガオランを倒すことに成功する金田。

金田末吉出典:『ケンガンアシュラ』コミック13巻より

 

倒れた不安定な体勢からでも威力のあるパンチを放ち、フラッシュからのボディブローで金田はダウン。

追撃をせず、手心を加えたガオランに対し「弱者が最強目指して何が悪いんだよ!?」と激昂し立ち上がった金田。

そんな金田に敬意を表紙全力で叩き潰すと宣言し、「先読み」でカウンターを狙う金田の読みの上を行き、決着。

ガオランウォンサワット出典:『ケンガンアシュラ』コミック14巻より

 

実力・体格で圧倒的に劣りながらも勇敢に闘った金田を「強敵(とも)」と呼び、認めていました。

 

2回戦:VS加納アギト

加納アギト出典:『ケンガンアシュラ』コミック5巻より

2回戦の相手は「滅堂の牙」加納アギト

拳願仕合戦績 157勝0敗の帝王にして優勝候補筆頭。

特定のスタイルを持たないアギトはガオランに対しボクシングで闘いを挑む。

加納アギト出典:『ケンガンアシュラ』コミック20巻より

 

アギトのボクシングの技量を認めながらも自分の土俵で負けるわけにはいかないガオランのパンチがクリーンヒット。

ガオラン出典:『ケンガンアシュラ』コミック20巻より

 

そこからアギトが記憶を一瞬飛ばすほどの連打を放ち、圧倒するガオラン。

アギトは「今はまだお前のボクシングには及ばん」と言い、戦闘スタイルを変えようとするも、ガオランの駆け引きによってボクシング以外の戦い方を封じられる。

しかし、アギトの真骨頂である相手への「適応」により、ガオランを倒すためにオーダーメイドの武術を作り出し、次第にアギト有利に。

加納アギト出典:『ケンガンアシュラ』コミック20巻より

 

アギトに「ムエタイを使え」と挑発されたガオランが一言。

「貴様が見るのは、”さらに先”だ」

ガオラン出典:『ケンガンアシュラ』コミック20巻より

初めて見せるガオランの不敵な笑み。名シーンです。

ガオランが見せたのは、ムエタイの動きを踏襲しつつ手技のコンビネーションを多用する、まさに「打の極」

そしていつも勝負の範疇では本気だったガオランは初めて「生殺の領域」で本気になり、肘で急所を狙う。

ガオラン出典:『ケンガンアシュラ』コミック20巻より

 

最後の攻防で撃ち合う両者。

打撃で圧倒するガオランは決めに行く一撃を放ちます。

それに対しアギトは1回戦で闘った大久保直也の「打投極絞」を即座に切り替える戦法を自分の物にし、組み技で切り返す。

加納アギト出典:『ケンガンアシュラ』コミック20巻より

 

スープレックスを受けたガオランはすぐに立ち上がるも、アギトのサッカーボールキックで意識を飛ばされた。

加納アギト出典:『ケンガンアシュラ』コミック20巻より

 

加納アギトに敗れ、サーパインと同じくガオランも2回戦敗退となりました。

無敗の帝王に対し打撃では完全に上を行っていたことから、ガオランの強さは全闘技者の中でも上位8人には入ると思われます。

 

サーパインとガオランも出場した『ケンガンアシュラ』の拳願絶命トーナメント参加闘技者32人の強さランキングまとめ記事はこちら。

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サーパインとガオランの関係・その後

二人の出会いは10代の頃に行われた交流戦。

ガオランが判定勝ちし、以降サーパインが再戦するためにつきまとうようになりましたが、ガオランもサーパインの強さを認める関係です。

その二人が偶然にも拳願絶命トーナメントで再開する形に。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック5巻より

 

トーナメント中は互いの仕合を観戦し、気にかけていました。

先にサーパインが敗退した際、控室で激励するガオランに対し、村を守れなかったことで闘う理由を無くしたサーパインは「もう闘えない」と言い、ガオランに愛想をつかされます。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック18巻より

 

ですがその後、加納アギトに敗北したガオランは心の中でサーパインに対し「俺は闘い抜いたぞ、好敵手(とも)よ」と思いを馳せています。

ガオランウォンサワット出典:『ケンガンアシュラ』コミック20巻より

 

そしてガオランの闘いを見たサーパインも改めて再起を誓いました。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンアシュラ』コミック20巻より

 

二人が直接話すシーンはありませんが、元のライバル関係に戻れたのでしょう。

 

『ケンガンオメガ』でのガオランとサーパイン

「煉獄」との交流戦で拳願会代表メンバーに選ばれたガオラン。

ケンガンオメガ対抗戦出典:『ケンガンオメガ』コミック6巻より

 

加納アギトとの仕合で破壊された右拳の完治後、1年間ひたすらに右拳を部位鍛錬で痛めつけ手に入れた「神拳(ゴッドフィスト)」を引っ提げて帰ってきました。

対抗戦の戦法に自ら名乗りを挙げたガオラン。

相手はガオランが「古今東西、唯一俺より格上に位置する存在」と認める伝説のボクサー、カーロス・メデル

ガオランウォンサワット出典:『ケンガンオメガ』コミック6巻より

 

ガオランの「フラッシュ」を見切り、速さで翻弄、更にカポエイラの足技を組み合わせ闘うメデル。

蹴り技でガオランの右拳を狙うが、ガオランの鍛え抜かれた「神拳(ゴッドフィスト)」には効かず。

ガオランウォンサワット出典:『ケンガンオメガ』コミック7巻より

 

そんなガオランを後押しする声援を送ったのがサーパイン。

サーパインがトーナメントで闘った賀露吉成と共に拳願会の旗を振りながら相変わらずの大声で登場。

鎧塚サーパイン出典:『ケンガンオメガ』コミック7巻より

 

ガオランがサーパインの骨のような決して砕けない拳を目指し、「神拳(ゴッドフィスト)」をつくりあげたことも明らかに。

変わらず認め合う関係でした。

サーパインの声援を受け、メデルを圧倒するガオランの勝利は確実だと思われました。

が、場外負けという煉獄ルールを利用し、止めの一撃を受けた際にガオランを抱いてリングアウトしたメデル。

先に手をついたガオランの敗北となりました。

ガオランウォンサワット出典:『ケンガンオメガ』コミック7巻より

 

勝負に勝って試合に負け、反省し落ち込むガオランでした。

 

まとめ

『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』の鎧塚サーパインとガオラン・ウォンサワットの関係、情報や強さ・拳願絶命トーナメントでの戦績、その後についてまとめました。

タイプの全く違う二人の認め合うライバル関係は作中の中でも注目ポイントです。

トーナメントでは共に2回戦敗退でしたが、2人共組み合わせが悪かったですね。

ただ、強者ということが分かるほど見せ場があり、格は全く落ちませんでした。

個人的にはサーパインが大好きなので、是非『ケンガンオメガ』でのサーパインの闘いも見てみたいですね。

ガオランとサーパインの共闘なんか激アツなので期待です。

以上、「吼える闘魂」鎧塚サーパインと「タイの闘神」ガオラン・ウォンサワットについてのまとめでした!

 

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